2022年を振り返って

こんにちは、暮れも暮れですが2022年の振り返り記事です。

研究


ざっくりとしか書けませんが、夏ごろに研究テーマがポシャってしばらく気分が落ちていました。途中からうまくいかなくなって、ずっっと苦しい戦いだったので、若干安心した面もありますが...
研究に限った話ではなく汎用的なスキルだと思いますが、

  • うまくいってなかったとしても、乗り越えた先に価値があるものがあるのかどうかの見極め
  • 情に流されず潔く撤退するタイミングの見極め

をもうすこしなんとか頑張りたい。研究だと肌感がまったくわからないので、なおさら難しいですが

研究以外のこと


研究の合間合間にわりといろいろ捻じ込んだ一年でした

Trajectory (TOUCH展)


Visual Developmentを担当。なみちゃんとがっつり開発出来て楽しかった。
yutaokuyama.dev

VM_1.0


Visual Developmentを担当。Babylonjsがうまいことハマってくれた。これもなみちゃんとがっつり開発出来て楽しかった。
www.yuriumemoto.com

System (TOKYO LIGHTS)

1minute Projection Mapping Competitionにて招待作家として作品を投影。
yutaokuyama.dev

振り返ってみると、結構頑張ったかなと思います。様々な方からチャンスをいただけて感謝しかありません。
研究でまぁまぁ気分が落ちていたところ、プロジェクションにお声がけいただいたりして、捨てる神あれば拾う神ありだなと思いました。
あとは、今年はUnityを覚えたところ、大小さまざまなUnityを使った案件を任せてもらったりしていました。

最近考えていた些末なこと


「関東に出てよかったね」


今年は様々チャンスをいただけてとてもうれしかったのですが、親と話していて、「(地元の東北から)関東に出てよかったね」ということを言われたのがなんとなく引っ掛かっています。実際関東に出てきたメリットを享受しまくっていますし、実際に田舎だと機会が圧倒的に少ないことも知っているので、いつかは地元でWSなどしたいなと思っています*1。似た話で、最近読んだトーチライトさんのtofubeatsさんの記事もかなり良かったです。
note.com

 

YCAMに初潜入した


12月にWSに参加しました。岩谷さんやクワクボリョウタさんと開発できて嬉しかった。

不安のコントロールをもう少しうまくやりたい


並行でタスクが走っていて、締め切りもシビア、みたいな状況だと不安で手いっぱいになってしまってどっちのタスクも爆発寸前、みたいな状況が発生しがちです。適切に不安を感じて適切に焦る、みたいなことをうまくやりたい

今後のこと


一応、近い将来が定まらない不安は消え去った(はず)なので、あとはやるだけという状況になりました。
学生生活はおそらく残り一年だが、覚悟をして(諦めて)ハードワークをして、研究と制作を頑張ろうという気持ちです。
オーディオビジュアルの作品をもっと頑張りたいので、なにかあればぜひご一緒したいです...!!!

それでは、よい振り返りでよいお年を

*1:まだまだ力は足りないので、向こう十年は自分のことをやりたいですが

情報メディア創成学類を卒業した

こんにちは。2022年3月で筑波大の情報メディア創成学類を卒業したので、振り返りのポストを書こうと思います。各学年の詳しい話は昔に書いた気がするので、ざっくり全体について書きます。

誰?

2018年に筑波大学情報メディア創成学類入学(mast18)の奥山(oku (@yu_O93) | Twitter)です。CGとプログラミングが好きです。

全体的に

満足感はめちゃ高いです。入学前にプログラミングとCG(映像)をやりたいなと思っていました。学校の授業も関係したものが多いし、そこにかなりの時間を費やせたので有意義だったなぁと思っています。あと、大学内外で出会いに恵まれて挑戦の機会もかなり与えていただいて、非常に良くしていただいき感謝しています。はいった直後はメディアアートやるんだ!と意気込んでいましたが授業やら展示やらでいろいろやってみた結果、映像とかCGがやりたかったんだなぁ...と狙いが絞れました。

 

大学生活

話題がとっ散らかってしまうので、箇条書きで書きます。

  • 大学入学直後はなんかやりたいけど、どうしたら良いかわからない!ってなっていろんな先輩に長文DM送りつけまくって相談させてもらってた。それがあっての今ではあるが、今思うととんでもないなーという感想...
  • 大学の早い時期にプログラミングとかOpenGL的なことガッツリ勉強できたのはよかった。高校までほぼそう言ったことの経験がなく、たとえば4年になってから巻き返せたかと言われると結構厳しい気がしているので、ナイス判断だった
  • 先輩後輩含めて、制作系ガッツリの友達と、そうでもない友達どっちもできてかなり良かった
  • 制作絡みでやっちまったなーってこともかなりあるけど、大学のうちに失敗できてよかった
  • 一時期コミュニティ運営的なの頑張ってたけどちょっと疲れてしまったので、制作に関しては大分一人志向になってしまった。他の人のために力を使える人は尊敬する。
  •  コロナは、もちろん失われた機会もたくさんあるので残念だけど、人間関係が出来上がってからだったので後輩に比べたらかなりマシだったと思う。
  • 興味にあっている分野と手厚い指導という意味で、研究室にかなり恵まれた。これは運が良かった  

メ創について

よかったこと
  • 1,2年生の時はかなり余裕があったので(少なくとも僕の代までのカリキュラムでは)、自分の興味のあることの独学をモリモリ進められて良かった
  • クリラボが本当に良かったです。大学生活前半の基盤だった。(

    クリラボがめっちゃ好きな話 - なんちゃってポートフォリオとなんちゃって技術)

  • 穏やかで優しい人が多くて過ごしやすかった
  • いろいろやってる人がいて楽しい。馬鹿にするような人もいなくて雰囲気もよい
  • 制作系だと結構上下の繋がりがあってよい。先輩にはかなりよくしてもらいました
  • 特別演習とかメディア実験も楽しかった
  • 受験数学苦手だったので、心配していたが割に戦えた

僕個人としては、メ創ぴったりだったなぁと思っています。

モニョったこと
  • 情報メディア創成学類の英語名称(?)が "Media Arts, Science and Technology"なんですけど、正直"Media Arts"についてはどこいったという印象ではある。先生がいないから仕方ない...

これから

大学院に進学します。今までに引き続いて研究しつつ、制作のペースも少しづつ戻していきたい。今後ともよろしくお願いします...!

2021年を振り返る 2022年なにをやるか

 2021年ありがとうございました!2022年もよろしくお願いしますという記事です。

2021年

よかったこと

ENDLESS IMAGINARY

何度も同じ話こすってるんですがやはり2021年はこれが1番大きかったです。 この話はこの記事が詳しいです。 yu-o93.hatenadiary.jp 粗はありますが、わりに納得がいくレベルまで作り切れたことが結構自信になりました。 映像とCGを始めるきっかけになった堀井さんと同じ舞台で作品を展示させてもらえたことがずっと心に残っています。また展示の際に堀井さんの作品のレベルが段違いだったことがずっと心に引っかかっています。通学の際に毎日自分の作品との差がどこにあるのか、どうしたらよりよくなるのかを考えています。

研究をはじめた

春以降、外部での活動をかなり控えめにして研究に時間を割いてました。論文読んでモリモリ実装できて楽しい。少しずつだけど前に進めている気はしています。研究室への満足感納得感はかなりあって今の研究室に配属していただいて本当に感謝だなという思いです。選んでいただいたものとして責任を果たしていきたい...まず卒論ですが

院試受かった

うれしい

自主制作もぼちぼちやった

結局短いやつを6本くらいしか作れませんでしたがわりに手応えがありました。数作れないだろうなと予想がついていたので丁寧に作ることを心がけていました。結果自分でもこれはいいのでは?と思えるものが作れたことと、実際に反応を多めにいただけたことが嬉しかったです。承認欲求100割みたいなとこあるので...

ofxOrtという深層学習のアドオン作った

大学では深層学習関係の研究をしているのですが、それと自分の制作に使うツールを繋げたかったのでアドオンを書きました。 わりにいい線いきそうなので、これは2022年も育てていきたい

雑多なこと

学校の課題の最終発表でWebアプリケーションを作って、他がグループの中ソロで賞もらえたのちょっと嬉しかった。 Web周りでもできること増えてきて成長している感があります。

ここら辺は留年かかってたので、作業メモにかなり追い詰められた文章が残っててウケます。

見たものでかなりよかったもの

微妙だったこと

確証ないけどできるかも〜みたいなこと言ってたら大変な状況になってしまったり、ちょいちょいメンタルが厳しくなったりして(特に5,6月...)諸々崩壊しそうになったり、メンタルは健康でもクソムーブで締切吹っ飛ばしたり(2敗)で様々な方面にご迷惑をおかけしました...日々まわりに人に甘えさせてもらってばかりです。2022年ではちゃんと義理を果たしていきたいです。 あとは研究室でLossをぼんやり眺めてる時間が長かった...

2022年やりたいこと

  • 研究でFirst winをあげたい
  • Kaggleをはじめて深層学習筋鍛えたい
  • C++もうちょい勉強したい
  • AudioVIsual作品1本作りたい
  • ARKit触りたい
  • 日記とWebGLの実験をするサイトをgatsby+r3fとかで作りたい
  • 実写やりたい
  • 研究の息抜きにやっている時オカのRTA完走したい

ひとまず春までは大学を卒業できるように頑張るという感じですが、モリモリやっていきたいという感じでっす 2022年もどうぞよろしくお願いします!

10kg弱痩せた

この記事は、mast Advent Calendar 2021の19日目の記事です。

18日目の記事は種さんもうすぐVTuberの歴史が動くかもしれない話 - Tane3’s blog でした。VTuber界隈には疎いのですが、先日ちらっとキズナアイのオンラインライブを偶然みてめちゃくちゃ丁寧に作られていて驚きました。界隈の人の愛が凄そう。

他の記事は mast Advent Calendar 2021 - Adventar から読めます。

 

筆者について

mast18の奥山です。CGとプログラミングが好きです。もう卒業間近になってしまったのが驚きです...!!

10kg弱痩せた

表題の通りなのですが、5月頭から体重落とし始めて12月まで10kg弱体重を落としました、という話です。どなたかの参考になれば

経緯

4月に同期後輩とご飯を食べていた時に、めちゃ太ったくない?スズケンさん*1そっくりじゃんと言われたのがかなり効いたという感じでした。

4月時点の僕が写っている映像がこちら(展示の際のインタビュー映像)*2*3

www.youtube.com

スズケンさんの写真はこちらから

kentasuzuki06.amebaownd.com

わりに似てるかも?

 

ギフケンさんことスズケンさんを慕っているので似てるって言われるのは嬉しいですが体型まで似なくてもいいですし(なんならスズケンさん痩せたって噂で聞いた)、めちゃくちゃ同期に煽られて燃えたという感じです。

なぜ太ったか

2019~2020年は毎日エナドリ2本と間食をかなりしていた食生活が大きな要因だと思ってます。加えて2020年は家と近所の作業場を往復するだけだったので運動もほぼしてなかったです。

どうやって痩せたか

  • エナドリ、間食をやめた
  • 平日は研究室まで歩くようにした(往復6km)
  • 夕食のカロリーを気にするようにした

そりゃ接種カロリー減らして運動したら痩せるだろみたいな話ではあります。

ただお昼は粉クリのパンを2つほど食べたり夕飯を友達と週2くらい外でしっかり食べていたのであまり我慢してる印象はなかったです。ちなみに研究室まで歩くようにしたのは4月に自転車が壊れてしまって仕方なくという側面もあります...*4

おすすめ夕食など

あまり自炊したくないよ派なのでいかにコンビニにあるもので摂取カロリーを少なく食べた感を得るか、ということを重点に置いています。

セブンの鍋

 

www.sej.co.jp

セブンの鍋シリーズは(しっかり食べた感/摂取カロリー)の値が抜群で高く野菜も取れるしで、かなりおすすめです。とくに↑の塩ちゃんこ鍋は170kcalなのでおにぎり一個と大体同じですごい!
寒くなってからしか販売していないのと割高なのが難点ですが冬はこれ食べとけばいいのでは、と思います。通年売って欲しい

 

そば、うどん系

www.sej.co.jp

これはセブンに限らないですがあまりトッピングのないシンプルな麺類だと300kcalくらいで抑えられるのでこれもあまり我慢してる感がなくよさそう。下手なパスタサラダより全然カロリー低いです

 

これは考えてるだけですがパックご飯とレトルトカレーでも意外に400kcalくらいに収まりそうなので鍋や麺類に飽きたら次はこれかなと思ってます。もしかして普通のご飯を普通の量食べて間食しなかったらそれだけで痩せるのでは...?

おすすめ体重計

www.mi.com

わりにお手頃な値段でスマホと連携して記録残せるので楽しい

 

所感、目標など

2020年~今年の春まで大きな展示や制作などが並行でずっとプレッシャーかかってたのですが、春以降生活のウェイトをだいぶ研究に振った結果、複数の締め切りに追われるみたいなストレスが明らかに減りました。暴飲暴食をしなくなったのはこれも大きいかもです。

あとは、行いがダイレクトに結果につながるのでこれも楽しいですし、久々にあったりした人に痩せたね〜って言われるのがめちゃ嬉しいです。

体重的には平均より若干下まで落ちたのですが、どこまで落とせるかを引き続き検証していこうと思ってます。mast17の稲田さんくらいスラッとしたかっこいい感じになりたい...!

 

明日のアドベントカレンダーはわれらがやまのさんの「やっと卒業できそう」です。
やまのさんめちゃ好き

 

それでは、みなさま健康な体で健康な制作や研究生活を

 

 

*1:mast15のめちゃ優秀先輩で、かなりお世話になった心の先輩でもあります

*2:今見ると太りすぎててすごい。

*3:心の師匠のYoutubeのサムネイルになってて嬉しいけど若干ギョッとしてしまう

*4:自転車屋さん行くとなぜか怒られることが多く、怖くて行けてない

ENDLESS IMAGINARYで展示した

こんにちは。4月1~4日の期間でパナソニックセンター東京で開催されていた、Rhizomatiks主催のオンサイトの展示会「ENDLESS IMAGINARY」に出展させていただいてました。感じたことや考えたことを忘れないうちに残しておこうと思ってブログを書いています。

 

ENDLESS IMAGINARYとは

ライゾマティクスとイレブンプレイが若手アーティストに

オープンな作品アウトプットの機会を提供。

rhizomatiks.com

RhizomatiksさんとELEVENPLAYさんから課題の楽曲データとダンスのモーションキャプチャーのデータをいただき、正面のスクリーンと床2面に投影する映像を制作し、展示の機会をいただきました。

本当は2020年の4月に開催予定だったのですがコロナ諸々で1年ずれこんだ感じでした。


どういうものをつくったか

こういうものをつくりました

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どういう気持ちでつくったか

やりたかったこととしては、

  • まっとうにオーディオビジュアルをつくる*1
  • コンセプトに寄り掛からなくても見た目でかっこいいと思わせる映像にする
  • ダンサーさんの動きをより見せられるようなエフェクトをつける

という感じでした

あとは昨年からいただいたお仕事やダンスの自主公演などで映像を作らせてもらっていたのですが、今回は自分だけで完結する久々の制作だったので自分のエゴを大事にする、ということもテーマの1つとしてありました。

これだけ長い映像(5分30秒)をHoudiniで作ってみるのが初めてだったのではたしてレンダリングが終わるのだろうか、という不安もありました。

制作過程

100%僕が悪いのですが、年初から激動の波に飲み込まれていたりしてだいぶしんどかったのですが、結果的にはそれで言い訳をせずともいいくらい納得感のあるアウトプットにはなりました。*2*3

僕はルーツにジェネラティブアートがあるので、まずダンサーさんのデータをもらったあとに、ダンサーさんの動きをどうしたら拡張できるか、というテーマで2週間ほど実験の期間をとり、いくつかのルールを作り、各シーンに当てはめていった、という感じです。

最終的にHoudini上でこのような作業風景になりました。コードを適宜差し込めることと、一旦結果を外にとっておいてあとで引っ張り出して別の実験とくっつけるみたいなことがすぐできるのでHoudiniは結構よいもののような気がします。

ツール的にはHoudini + Vezer + 床のプロトタイピングにoF という感じでした。

 

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実験の結果使わなかったものもあるが、Houdiniはとても実験がしやすい

展示風景

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思ったこと

  • 多くの人にみていただき、フィードバックをいただけたことが嬉しかった

例えば、僕ひとりで個展をやったとて到底集まらないような多くの人にみてもらえたこと、学内で自主制作をしていてもいただけないようなフィードバックがいただけたことが嬉しかったです。

  • 展示してみて、他の人と比べてみてわかることがある

展示期間中会場をうろちょろしていて、自分のものをを含めた作品を何度もじっくりみていたのですが、適当につくってTwitterに上げて満足しているだけでは気がつかないことを発見した感じがしました。展示の最後に流れる堀井さんの映像には、今の僕の作品では到底かなわないものがありました。これが何故なのかはぼんやりとしか言葉にできておらず、今も映像を見返しながら考え中ですが、ここに気がつけたことが大きな財産になりました。

  • エゴで作品を作り切れた

作り始める時のテーマだったエゴで作品を作る、という点をかなり達成できたような気がします。クライアントワークではそうはいかない、というのを実感しているのでここでスタンスというか好きなものを示せたのは結構自信になりますし、真鍋さんや堀井さんにみていただいたのもかなり嬉しかった..!! こういう制作は意識的に定期的にやりたい。*4

 

  • 後悔ポイント

もうちょっとダンサーさんを美しく見せられたのではないだろうか?

床面もうすこしうまくつかえたのでは? など

 

雑多なことでは

  • 同年代のクリエイター仲間に久々に会えたことが嬉しかった*5
  • 昔のWS*6の参加者や取材に来てくださった方がわざわざ見に来てくださったこと
  • 堀井さんと喋れたこと

が嬉しかったです

こういう機会をいただける、ということは本当にありがたいことです。 

 

オンサイトの展示は終了しましたが、オンラインではまだ作品を視聴できるのでもしよろしければ..!!

Rhizomatiks Tickets

 

今後

なんとこの春から大学4年(..!!)になったので、しばらくの間は、今までの創作と研究の割合をまるっとスイッチして研究に全力投球しようと思います。その間に、今回いろいろモやったことを分析して創作の方もレベルアップしたいです。*7

強くなるぞーーー

 

最後に

このような機会を用意してくださったRhizomatiksさん、ELEVENPLAYさん、会場を用意してくださったPanasonicさんにとても感謝しています。とても励みになったのでこれからも頑張ります!

 

 

 

 

 

*1:音ハメをちゃんとする、Bloomでごまかさない、など

*2:根性で頑張った

*3:激動の令和2年まとめは別に書く

*4:2010年付近のoF全盛期的な雰囲気と最近のリッチなレンダリングを組み合わせた感じで作れたのが嬉しかった!

*5:みなさんそれぞれの山の登りかたをしていて本当に励みになる

*6:ここからいろんなことがはじまった 今回の制作もここで教わったメソッドで作ってたりする

*7:具体的には、丁寧に作るということと緊張感のある絵作りを身に付けたい

クリラボがめっちゃ好きな話

この記事はmast Advent Calender 2020の18日目の記事です

 

17日はなみちゃんの"nanika"についての記事でした。"nanika"はいいものです。

なみちゃんが2年生になってるのすごいことですね..もっといえば16日の稲田さんが4年生になってるのどういうことなんですかね...大変なことです

 

はじめに

ちょっとここ1週間くらい厳しい状況が続いていて遅れてしまいました。すいません。

今年のアドベントカレンダーでは、"コンセプトが全く考えられない"とかも考えたのですが自己矛盾で八つ裂きになってしまいそうだったのでやめにします...

ので、大好きなクリラボについて書こうと思います。

 

クリラボとは

メディア創成の人がメインで過ごす春日エリアには、にはクリラボという部屋があります

通称「クリラボ」。映画・アニメーション・Webなど映像に関する実習や研究を行う空間です。"創ってわかる、使ってわかる"を合い言葉に全員が制作や編集を体験できる環境が用意されています。教室もひとつのコンテンツであるという発想で、創成学類の学生も参加し設計しました。ロゴマークもある楽しい教室です。

情報メディア創成学類HP より

gyazo.com

こういうところです

設備的には

  • 3DプリンターとかAdobeのソフト使えるMacがある
  • 大判印刷機もあるよ
  • お目溢し的に夜遅くまで使える(ていた)

ある程度広い空間があるので節度のある範囲でいろいろ持ち込んで実験ができたりしました。

上で書いたような設備的なメリットもそれはそうなのですが、

とりあえず行けば誰かいたり、意欲のある人が近くで作業している空間というのはとてもよいものです。

ワークショップもやったりした。

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Creative coding ことはじめ

 

メ創、名前とかパンフほどもの作る感無くないですか..???

3年生になりましたが、全くないわけではないがあまりない、というのが実感です。

噂によると、開設当初はあったようですが、コンテンツ系の教員がいなくなった影響が大きいとおっしゃっている先生もいます。

コンテンツ作るというよりは結構ちゃんとしている(感を出そうとしている)授業が多いです。

なにかつくったりしたいという人たちはクリラボで活動していたイメージがあります。

なにをしたいかわからないけどなにかをしたかった

僕自身はなにかはつくりたいという気持ちを持ってメ創に入学したものの、具体的にどうしたらいいかが定まらなくて結構な期間迷走していた覚えがあります。でも、メ創にはなにかしらをやっている先輩(や後輩)がたくさんいらっしゃるので入学当初からめちゃくちゃ相談しました。先輩や同期、後輩とクリラボで一緒に夜中まで作業をしたりなにをしたいかや最近の熱いことを話して、面倒を見てきてもらったのが非常に大きい財産で、メ創に入ってよかったことのかなり上位に入ります。*1

  

コロナでクリラボは現在凍結されている

現在、コロナ禍によって学内の立ち入りが制限されている関係で、当然クリラボも学生は立ち入れない状況になっています。こればっかりは仕方ないですし、フリースペースの使用も制限されているなかでクリラボを開けることを成立させるロジックが正直思いつかないです。

かつ、現在、クリラボ管理委員会というクラ代の組織がクリラボを管理してくださっているのですが、クラ代のみなさんはぶっちゃけコロナ禍の中でクリラボの管理を継続することにそこまで乗り気じゃない(僕もクラ代の人の立場だったら絶対にモチベはない)、一旦管理委員会を解体して大学側に管理を戻そうか、という話が出ています

 

有志でクリラボの管理を引き継ぐかも?

正直老い先短いですし、新しい作業場も見つけたし、クリラボがどうなっても関係ないっちゃ関係ないのですが、昔の自分がクリラボに救ってもらったような面があるのと、一旦学校に管理を戻したらもう同じ形でのクリラボの運用は戻ってこないのではないだろうなーというのは容易に想像ができることから、有志でクリラボ管理委員会の機能をコロナ禍が去るまで一旦引き継ごうか、という話が出ています。

なので、もしクリラボ管理委員会の後継となる組織に興味がある人は僕までご連絡をいただけるととても嬉しいです!

 

というクリラボと先輩同期後輩への愛がめっちゃある、クリラボをできる範囲でなんとかしたい気持ちがある、という記事でした。

 

19日の記事はJoteiさんの情報メディア創成で教職課程取ってみるです。

職業に貴賎はないよ派ですが、それでも教員というのはもっとも尊い職業の一つだと思います。教職課程は厳しいと言った話も聞きますが、履修している人を尊敬します。

 

*1:mast15~17の先輩をはじめ、紹介していただいた芸専の先輩など総じてみんな好きです

大学3年の春学期が終わった

ご無沙汰しています。

大学3年の春学期が終わったので、振り返りをしようと思います

4月

Staying Tokyo Vol.0

とてもよかった*1

ほんとに嬉しかった

5月

Alter-narattives

インターン(バイト?)先の先輩にお声がけいただいてオンライン展覧会のWebGL部分をやった

とてもよかった

6月

修行した

7月 

案件と期末試験と実験で躍動した*2

もう少ししたら世に出るのが2つくらいあります!!!!

深層学習をかなり突貫で勉強してダンスモーションを自動生成するみたいなことに挑戦しました。  

所感

コロナでいろんなことが破壊されていて、想像していた2020年とはかけ離れているのですがおかげさまで忙しくさせていただいております、と言う感じです。

 

Houdiniがやっと実践投入できるようになってきて、VJじゃない案件を少しづつお話いただけるようになっているのはいい感じです。こっちの記事でも書きましたが、CG界の光の戦士なHoudiniに突っ込んで行ったのはわりといい選択だった気がします。大正義と異端の共闘は熱いです。

ずっと家にいるからか、余裕がなくなってきているのは感じます*3。ビビってチャンスを逃した場面もいくつかありましたし、業が深い。

今後

年初のツイート

こんなことを言っていましたが、Houdiniが結構手に馴染んできた感があるので、夏休みは機械学習をやります*4

 

”やりたいと思ったなら!すでに行動は終わっているんだ!!” みたいな人生のテーマがあったはずなのですが、1年くらいスタンスが安全に振りすぎているので、ビビってやっていなかったことをことを全部やる気持ちになっています。ご期待ください!

 

それでは良い覚悟でよい人生を

 

 

 

*1:準備時間少なすぎてマジでウケた

*2:マジでギリギリだった

*3:ネガティブな愚痴をいうわりに改善する方向に動いてない自分に気がついてしばしば絶望する

*4:機械学習界隈の人怖いのでちゃんとやる