Houdiniを触りはじめて半年が経った

Houdiniを触りはじめて大体半年が立っていろいろ思うところがあったので書きます。

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oFからHoudini手を出した経緯

  • 心の師匠がHoudiniをやっていたから
  • 去年タイムラインかっちりバキバキさせない案件をoFでやった時にかなり冷や汗をかいた

レイトレには正義があった

これが一番大きいです。

今年のはじめにoFの自作レンダラ追い込んでいたのですが、SSAO、IBLできたーとか言ってる一方、CGソフトを使うと一撃で説得力のある絵が出てくるのは結構来るものがあります。これはHoudiniがというよりCGソフトとクリエイティブコーディングの対比の話ですが。マテリアルとライティングを追い込めるのはソフトならではな気がします。

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自分の興味がポリポリしてるものからリアルっぽい風に向きつつあるのもある。

御膳立てされ具合と自分でいじれる領域の塩梅がよさげ

CGソフトはHoudiniが初めてなので他のソフトとの比較はできないのですが、想定されるフローにのっとって快適に作ることもできれば、コードをバリバリ書いてパワーでゴリ押すみたいなことがやりやすい感触があります。パラメータも無限に調整できるのでその点ではクリエイティブコーディングと同じ楽しさがあります。

リアルタイムからきた人はサードパーティのレンダラは入れた方が良さそう

Houdiniやってみてぶつかる壁の一つにレンダリング遅すぎる問題があります。これについては、OctaneなりRedshiftなりサードパーティのレンダラを入れると世界が変わるのでリアルタイム畑からやってきたみなさんはとりあえず入れてみるのがよいです*1*2。レンダラの力は凄まじくて、適当に配置したオブジェクトでもライティングとマテリアルでそれっぽく見えてしまうのもあります。

 

所感 

"ちゃんと"オーディオビジュアルをやりたい

ちゃんと、というのは

  • タイムライン、構成を意識する
  • 音を丁寧に拾う
  • ある程度説得力のあるレンダリングをする

という意味です。

oF等々クリエイティブコーディング系だとどうしてもタイムラインを意識した制作は少し工夫をしないと厳しいものある、ということを思っています*3。今回Houdiniを始めようと思ったのはここらへんの理由も大きいです。

負け犬の遠吠えではありますが、oF単体で見るに耐えるレベルのオーディオビジュアル作品を作るのは今の自分には*4結構厳しさがあることを実感しています(時間が無限にかけられるなら別)。Bloomとかポストエフェクトでごまかすのはもういやだ。かっこいい音楽が流れている後ろで大きく映像が投影されていたらたぶんなにを流してもかっこいい気がします*5*6。VJは最高に楽しいし続けていきたいのですが、幅を広げたい。 

クリエイティブコーディング再考

CGソフトを触り始めて改めてクリエイティブコーディングに対して思うのは

  • イテレーションが超速い
  • パラメータ探るの楽しい
  • リアルタイム楽しい
  • コード書くの楽しい
  • とりあえずfor文増やしてみるかなノリでカッコよくなって脳汁が出る
  • 理解して書いてる感がある

そもそも戦場が違う問題はあるのですが、ビジュアルのためのツールという点で比較しても、oFがぶち刺さるシチュエーションが間違いなくあります。僕自身絵のタッチでいうとoFが得意な感じが大好きです。oFにはoFの正義があります。oFとHoudiniいくらでも共闘できますし、熱いです。

 

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oFで作ったジオメトリ吐いてHoudiniでちょっといじってレンダリングできたりするの楽しい

おわりに

昔はoFで全部やればいいじゃんと思ってましたが、それぞれのツールにそれぞれの正義があって適材適所だなと思い始めています。

それではよいツールでよい人生を

 

期末テストがおわったら2020年上半期振り返りを書きます!

*1:心の師匠がOctaneずっと使っていて僕もOctane使っているのですが昨年末からRedshift使っているようですね...

*2:IPRが天才すぎる

*3:ここらへんの問題ってTDだと解決したりするんですかね..??

*4:ここ大事

*5:その上で、かっこいい人は別格に誰でもわかるレベルでかっこいい

*6:コロナによって配信が主体になって、いろいろ甘いところとか容易にバレるようになっているので自覚的でありたい

ライゾマ忘年会でVJさせていただきました

タイトルの通り、2019年のライゾマティクス忘年会にてVJさせていただきました〜〜〜
 
大学の後輩の浪川くんことなみちゃん*1*2に声かけていただいて、という経緯でした。
 

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フレッシュVJsのTwitterアイコン
 いろいろと感慨深いものがあり、多分人生でとっても大事なポイントだったと思うのできちんと書き残しておこうと思いました。
 

どんな感じだったか

こんな感じでした 

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設営中 試写

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Akiko kiyamaさん めちゃくちゃクールでカッコいい

 
学内だったり学外だったりお知り合いからお誘いいただいてVJさせていただく機会はちょいちょいありますが、今回が間違いなく一番多いであろうし最も目が肥えたお客さんばかりだろうから、という点でとても緊張していました。
 
錚々たるメンツのDJがかっこよく、似たようなことをやっている同世代と助け合いながらで、今までで一番楽しいVJでした。

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激アツなV-1HDのプレビュー 右下が僕
 

昔話と思ったこと

高校2年生の時、ライゾマさんが3日間のワークショップを開催してくださり地元から学校を休んで参加させていただきました。*3

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憧れのライゾマさんと一緒に過ごさせていただいた3日間のことは、参加応募のアンケートフォームに苦手な食べ物の欄があったこと、初日一番初めについてしまったこと、講義で教わった内容からどんなメンバーがいたかなどなど、全てはっきり覚えています。

そこで真鍋さんにどういう進路に進んだらいいか、ということを相談させていただいたりもしました。*4
 
 
 
そこで出会った友達は地元にはあまりいない感じの趣味趣向があっている人ばかりでとても嬉しかったのを覚えていますし、一部の人とは今も連絡を取っています。
 
科学未来館で成果物の作品発表をさせていただいて、その撤収でライゾマの方が地面に捨てた養生テープのゴミを嬉々として拾って持って帰ったのを覚えています。

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日本賞のサイトより いい写真
 
ただただ憧れの存在で、ずっと好きだった*5ライゾマさんのイベントでいつかはVJしたい、とぼんやりと思っていましたが、いきなりの話ではあったのですがついに実現してしまった、という感慨深さが終わってから押し寄せています。
 
 

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今回作り直したVJシステムのプロジェクト名 とても熱い
 
あと、ワークショップで取材に入っていてその後地元までわざわざ取材に来ていただいた番組制作の方に今回のイベントにわざわざ来ていただいて見ていただけたのもとっても嬉しかったです。(番組にほんのちょっと出ているのですが、親が自分がどんなことに興味を持っているのかについて知ってくれて今までよりも応援してくれるようになったのがかなりデカかったです。)
 
 

今後

大学に入って、いろいろな形態の作品を作って何度か学内の作品展に出して見たりしましたが僕はCGやグラフィックの生成の方が好きだなということがわかって来たので今はそういった方面をガンガンやり続けようかな、と思っています。

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真鍋さんのDJ中に映像出す日が来てしまった
この界隈の皆さんってなんでこんなに優しいのだろう、っていう人ばっかりで褒めてばかりいただいてみなさんに育てていただいたな、という気持ちです。
今後ともよろしくお願いします!
 
 
 

*1:多分逆

*2:彼は大衆に対する貴族的な意味で本当の貴族だと思う。そういう人を僕はとても尊敬します。

*3:東北の夏休み明けは早い

*4:真鍋さんに(なんでも対応できるようにしっかり勉強しよう、特に数学、という文脈で)「好きなものをずっと好きでい続けることは難しい」というアドバイスをいただいた

*5:本当にずっと

学園祭振替り2019

お久しぶりです。
去年の12月ごろから学園祭でのオープニングアクトのお話を学園祭実行委員会の方からいただいておりまして、この間終了しました。その振り返りポストです。
 

はじめに

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僕の写真が要所要所に使われていてとてもウケる
僕たちのチーム”T Party”が活動資金を得るためのクラファンを行なっておりまして、みなさま暖かいご支援本当にありがとうございました。
自分自身こんなに大きな額のご支援いただけるとは思っておらず、びっくりしました。
後日正式にお礼とリターンをお送りさせていただきますが、取り急ぎ感謝を述べさせてください。

所感

今回のパフォーマンス作品は本当に多くの方々のご協力を得て実現しました。本当に感謝しています。
そんなに熱いポエムを書きたいわけではないのでできるだけ淡々といきます。
    
  • 舞台系やりたいとおもってたところにお話をいただけてとてもありがたかった
  • 初めてチームでがっつり分担して制作を行って脱落者を出さずに走りきれたのはよかった
  • 最終的にメンバーがそれぞれ得意そうなところに収まって分担で作業できた
  • マネジメントやってくれる人すごい
  • メンバーすごい
  • ダンサーさんすごい
  • 曲作ってくれた先輩すごい
  • いつかやるだろうなっていうコケかたをした
  • 負担がかかるひとにトコトン集中しちゃうチーム運用だった
  • いうて前半はぜんぜんOKだった
  • わりと紆余曲折した
  • いろいろ考えた

 

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オペ卓より 今思い出してもゾッとする
 
結果から言うと割と(後半が)ガッタガタで最後まで行ってしまったんですが、最後の追い込みでメンバーフルパワーで行った結果でこの感じなのである程度仕方ないかなぁと思う気持ちはありつつ..
 
あとチーム内でも僕のせいでかなり他の人に迷惑をかけて申し訳ない..と言う気持ちはずっとあります
 
自分の作ったものは最初から最後まで面倒みたいと言う気持ちがあって、そのために全くわからない、という分野は減らしたいかなと若干思いました*1

 

 
ここ半年くらい、お金はもらったりもらわなかったりで人のサポートに入ることが増えてきたのですが、ただの実装者としてはいるのか共同制作者として入るのか(僕の色を出していいのか言われた通りに実装することが求められているのか)、みたいな部分はちゃんと確認したいという雰囲気が最近僕の中であります。*2
 
しばらくは誰かのためじゃなくて自分のために勉強して自分のためにアウトプットして粛々と精進していこうかな、と考えています
 
ちょっとまとまりはありませんが、ここらへんで
本当にありがとうございました。
 
舞台系リベンジしたいのでなにかありましたら!!

*1:だが電子工作お前は別だ

*2:作りたくないものはめっちゃお金もらわない限り作りたくない

ライゾマWSに参加しました(2015 過去の自分のブログより転載)

 

 今年の夏、「Rhizomatiks Research Summer Workshop」に参加させていただきました。

 

 

なぜ今になって転載するのか

先日SuperFlyingTokyoでご縁があってライゾマさん&カイルさん&ローレンさんの中高生向けp5.jsのWSのTA(もどき)をさせていただいで自分が高校生の時参加させていただいたWSを思い出してメンタルが激アツになっていたので、黒歴史として封印していたブログをあさってきました...

そういう経緯で掲載させていただきます..

 

(どうやって見出しをつけたらよいかわからず、記事タイトルとほぼ同じになってしまいました。)

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上の画像のワークショップに参加させていただきました。

あこがれのめちゃくちゃかっこいいライゾマさんに3日間も直々に教えてもらえるなんて、と思い気合を入れて応募したら「参加していいよ」とのことで歓喜の舞。

(ちなみに、地方に住んでいるもので私の学校は8月19日から夏休みが明け学校がスタートするので親や先生に話をするのが大変でした。)

なぜ今更ワークショップについて書こうと思ったか

ワークショップ終了後はしばらく「すげーーーーー」「かっけーーーーーー」という感じでうまく言葉にできない感じだけで終わっていたのですが、学校で勉強をしているうちにワークショップと学校の授業がリンクしている部分があったり、ワークショップがじわじわ効いてきているので自分の感動を残しておきたいなと思ったのが動機です。

 

なので、ワークショップの内容についてはほかの参加者の方々が上手にまとめてくださっているのでそちらを見ていただきたいと思います。

(ちなみにリンクを貼らせていただいた頼もしいお二人ははグループワークで一緒でした。)

 

micromeeeter.hateblo.jp

ichgw.hateblo.jp

 ワークショップで学んだことと学校の勉強のリンク

ワークショップのときは「へぇ」と終わっていたものが学校で出てきたりしてびっくりしました。

  • リサージュ曲線(数学)

数3の勉強をしているとライゾマでレーザープロジェクターを触らせてもらってた時と同じ模様のグラフが出てきました。

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 おんなじ図形!

ワークショップのときは単に「かっけー模様だなぁ」と思っていたので授業で出てきたときはびっくりしたし仕組みが分かってうれしかったです。

この模様は「リサージュ曲線」と呼ばれるもので数学の教科書によると「縦、横それぞれの方向へ単振動が行われたときに描かれる図形」とのことですが説明しようとぼろが出そう。

 

後日、自分でもopenFrameworksで描いてみました。

https://twitter.com/yu_O93/status/652125351745748992

 

化学の授業中、コロイド溶液なるもののお話のときです。

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 コロイド溶液なるものが存在するんですけど、溶液中の粒子が大きいのでレーザーの光を乱反射するよーという特性があって、レーザー光の軌跡が見えます。

 

ワークショップで レーザープロジェクターを触っているとき、途中からスモークをたいていただいたのですが、スモークたく前と後ではまったく見え方が違ったことを思い出しました。

スモークの粒子がレーザー光を乱反射した結果軌跡が見えているんでしょうか。

 

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 そうやって見るとサカナクションのライブではこのようにレーザーを使っていました。

(画像はSAKANAQUARIUM2013「ルーキー」より)

  •  赤外線(物理)

1日目のしょっぱな花井さんよりお話があった赤外線カメラ。

人の目に見えないけどガンガン浴びせることができるから、物体の位置を撮ったりするのに有効らしい。Kinectとか、ライゾマさんで使っていらしたモーションキャプチャーも赤外線をガンガン焚いているらしいです。

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 物理の教科書を眺めていて赤外線の話が出てきました。

 

僕が2015年の学校の授業の中で発見したワークショップとのつながりはこんな感じです。きっと来年の勉強でもまたつながりが出てくるのかなぁなんて考えています。

 

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 小さいころにやっていたゲームのお話が石橋さんのお話の途中に出てきてびっくりしました。

ライブやテレビでの演出の見方が変わった

Perfumeサカナクションのライブを見るのが好きなのですが、ワークショップに行く前といった後では全然見方が変わりました。

今までは、「なんだかようわからんけどすげ~~、かっけ~~」としか見ていなかったものが「こんな照明の使い方するんだ」「どういう仕組みなんだろうか」と自分の中に見方を加えてもらったような感覚です。

ワークショップに行く前の、ただただわけのわからないまま圧倒されるという見方もそれはそれで幸せだったなぁとは思わないでもないですが、より楽しみ方が増えたなぁとは思います。

 あと、照明のかっこよさに気がつきました。

実際の現場を垣間見れた。お話を聞けた。

この先はうまくまとめられなかったことを細切れに書きます。

 

  • ライゾマの方々と3日間も同じ空間で過ごさせてもらった!同じ空気を吸わせてもらった!

-あの憧れのライゾマさんの近くに居れたことだけでも幸せです。

現場の雰囲気(の1/100くらい)を味わわせていただきました。

 

  • 演出は引き算 迷ったら第一印象に戻る byMIKIKO先生

-これらの言葉は今回のワークショップのキーワードの一つだろうなと思っています。

 

  • 「まず動け、未来はその先にある」

-これはワークショップで聞いた言葉ではなく、真鍋さんの「プロフェッショナル」でのお言葉です。

www.nhk.or.jp

「こういうものが欲しいんですけど..」っていうとすぐにコーディングしたり動いてくださる皆様がまじで「まず動け...」でかっこいいなぁと思いました。

 

おわりに

夢のような夏の3日間で今でも夢じゃないかと思っております。

勉強をしているとき、ライブ映像を見ているとき、プログラミングをしているとき、あのワークショップのことが自然と思いだされるのはうれしいことだなと思って生活しています。

地方から来ていて、絶対に乗らなければならない新幹線を逃せないためみなさんより一足先に会場を出なければならなかったことが唯一残念でした。

ほかの参加者の方々(特に同じグループだった人)とは今でもたまに連絡をとっていてその出会いもうれしかったです。

このワークショップをたった3000円の参加費でライゾマさん大丈夫なんだろうかと思いました。

 

僕は進路の話を学校の先生に話しても「メディアアート?なにそれ」みたいな顔をされるので、そういう話をライゾマの人に聞いてほしいというのも僕の裏目標としてあり

2日目の終わりに真鍋さんに

メディアアートにかかわる仕事がしたい、どういう進路(大学)に進みどういう勉強をしたらよいか?

ということを突撃インタビューしたんですけど、その時の真鍋さんのお話で

「数学は応用しやすいからおすすめ」

「最初のころは小さい美術館とかでしか発表させてもらえなかった。」

「今好きだと思うんだったら突き詰めてみればいいんじゃないか」

とのお言葉をいただきました。

またその中で

「好きなものを好きでい続けることは案外難しい」

とおっしゃっていて、凄く印象的でした。

 

将来は、現時点では「メディアアートにかかわりたい」というざっくりした目標がありますが、それと一緒にライゾマの方々のようにかっこいい大人になりたいなぁと思っております。

ワークショップは、「この経験をどう生かすかはお前次第だぞ!!」とチャンスというか種のようなものをくれたものだったのかなぁと思っています。

 

なので、ワークショップの日々を思い出し力にしながら、今できること(しなければならないこと)具体的には学校の勉強と少しずつのプログラミングの勉強を頑張ろうかなと思っております。

 

本当にありがとうございました。  

 

 

2019 春 ふりかえり

誠実にものづくりをしたいと思いつつ、8月に入ってから自分の作品作れてないかつ不安なこともあってなにも手についてない状況でちょっと厳しい日々が続いております..


謙虚に無限にコード書き続けます..

 

大学に新入生も入ってきて刺激の多い日々を送らせていただいています。

 

やったことを振り返っていきます


団体ちゃんと立ち上げることにした


昨年から学部(学類)の友達とものづくり集団をひっそりやっていたのですが、この春から対外的にちゃんと活動していこうと。

基本てきになにもしない、個人が勝手にやりたいことをやるための場所です。
わりと所属メンバー興味もバックグラウンドも多様でアベレージおかしいみたいな感じでとっても素敵です。
たいていのことは対応できると思うのでなにかあればお声がけください!
*1

 

 

3月8日 お世話になってるTMPさんのイベントtonightでVJ

 

 

ありがたい..

 

オレオレライブコーディングソフト作った

 


oF製
後輩に煽られまくった結果作った


新歓でVJした

 

 


芸術専門の学生と自分の所属する学部の学生が合同で新歓を行いました
ものづくり系の人があつまって多様なパフォーマンス、作品展示を行ないました。
去年僕もにたような新歓でいろいろ先輩に相談できたりしたのでこういう文化すごいいいよなの気持ちです

 

4/27 クリエイターの方のイベント BE ArtisT. にサポートでVJさせてもらった

 

beartist.x0.com


クリエイティブコーディング界隈同志のamaimonさんにお声がけいただいVJさせていただきました。
新しい出会いもあり非常に嬉しかったです

 


5/6 クリエイティブコーディング初心者向けWS開催した

 


激アツ後輩と一緒に企画
そっからずっとoF書き続けてる人もいたりしてすごい嬉しい
初めて2h喋りました

 

5/10 tonight VJ


毎度のことながらありがとうございます すごい盛り上がりだった..

 

 

所属(主催) 団体初主催イベント

 

学部の友達に協力していただきながらこんなことしてる団体だよーーっていうことを示すためにイベント行いました!

 

www.youtube.com



 

平砂アートムーブメントに出展させていただいた

yu-o93.hatenadiary.jp


これはこの記事を読んで欲しいです
あのときのつながりが生きてたりしてすごい嬉しい

 

6月8日 tonight VJ

またまたTMPさんでVJ
三面に挑戦


*2

 

6月28日 極寒セッションでVJさせていただきました

 


名前は知ってたイベント!
去年のクリエイティブコーダー青年会での出会いから繋がってお話をいただきました
ありがたいありがたい..
Twitterのあの人!みたいな人と出会えて非常に嬉しかった です

 

7/2 授業課題で初めてwebサイトを作った


データベース使ったページを作る課題でシェーダが動いて、かつ投稿もできるサイトを作りました。
XSSされて若干苦い経験になりました(ちゃんと勉強したい)


7/6 渋谷100BANCH ナナナナ祭 実装サポート


大学のTSUKUBA Xって団体で生物とアートをテーマにした展示に技術のサポートで参加しました
結構いろいろ激アツでした
*3

 

 

7/13 GFB(つくばロックフェス)さんで空間演出サポート


ご縁があり演出させていただきました。

風鈴と歌詞が木のトンネルが組み合わさっていてかなり素敵な空間でした!!

 

7/20 tonightにてVJ

 

 


またまたまたTMPさん
なんとTPartyからこのイベントでVJデビューした人がたくさんいます
好き勝手やらせていただいているTMPさんにはマジで頭が上がりません....

 


7/27 029TRIBE VJ


大学の友達(https://twitter.com/_ATEBOI_)主催のイベント(https://twitter.com/029TRIBE_info)でVJしました

 
なかなかやったことない感じの雰囲気でどうしようかなって感じでしたがわりかしうまくいって楽しかったです

こんな感じでした

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オーガナイザのATEBOI 撮影はYui Atarashi



 

 

まとめ と 所感

毎月なにがしか本番やらせていただいていて非常にありがたい限りです!!!

忙しいことは非常に嬉しいし望んでいたことなのですが、あっという間に春学期が終わってしまった感が否めずなんとか1日1日をさらっと送らせず丁寧に過ごしたいとも思っております。

どんどん経験積みたいのでお声がけください!!!!!

 

とりあえず今抱えてる不安要素全部倒したい..

 

*1:揉まれて強くなりたい

*2:それにしてもインスタンシング 好きすぎるな

*3:組織運営ってなかなか厳しいなぁという気持ちもあり

平砂アートムーヴメントを終えて

おかげさまで、激動のB2を送らせていただいております。

学期おわりごとにまとめるのが方針、みたいになっておりましたがこの展示についてはこの勢いのまま書いてみようかと思います。

平砂アートムーヴメントにて展示させていただきました

www.youtube.com

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映像の中の世界の影だけが現れる

「現象」というタイトルで作品制作、展示を行いました。

現象(げんしょう 古希φαινόμενον phainómenon, 複数でφαινόμενα phainómena)とは、次のようにいくつかの意味で用いられている。

  • 人間知覚できる、すべてのものごと[1]。人間界や自然界に、形として現れるもの[2]
  • (人にとって)見えるもの、つまり(外面的な)<<現れ>>のこと。出来事を、それが存在するかどうか、本当かどうか、といった、その見える<<現れ>>の背後にあるものは問題にせずに、その観察された<<現れ>>として扱うとき、それを「現象」と呼ぶ。対義語本質

 

(Wikipediaより)

 2月ごろからCGをなんちゃってではありますがちゃんと勉強し始めて、ライティングとシャドウマップ面白いなって思っていたのでそれを使った作品作りをしたかったのが大元の動機でした。

所感

  • いままでの展示の中で一番なんとかなった気がする

  • この展示会でこの作品を出すのが適切だったかは自信がない

ってところが大きいです。

 

今回を含めて作品の展示は3回目になりますが

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"判で押したような" 某合先生の授業で制作

 

 

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"創発 " 2019年2月 学科(学類)有志の展示会にて

 なんかこの二つはあばばばみたいな微妙にこれ間に合ってなくない感が否めなかったのですが、今回は今までで一番趣味全開でしっくりきた感があります。

終始これやってみたら楽しそう、で制作を行えたのはめちゃ楽しかったです。し、エゴサしてちょいちょい肯定的な意見投げてくれる人を見かけてかなり嬉しかったです。趣味全開のもの肯定されるのかなり嬉しいですね。

 

展示の回数重ねるたびに自分の趣味に近づいて来たというか得意分野への引きつけ方の精度は上がって来た気はしますが、やはりどうすればいいのかはいまいち微妙です。

 

悩んでることとしては、

  • (強いていえば)ソフトとか映像の方が得意
  • VJだったらそれでいいけど、展示ってなるとやっぱ現実世界の物体と絡めたなにかにしたい、と今は思っている
  • 「なにかの情報を可視化してみた!」みたいなのを謎綺麗グラフィックで見せるのは多分できるけどそれだけで作品として成立させるには2019年にはどうだろうか、感があるけどそれは多分サーベイ不足?
  • 僕の得意分野と現実世界での制作をどうやって引き合わせたらいいのだろうか

って感じがあります。悩むには展示の回数が少なすぎる問題もある気はしますが。

 

また講評会というものを初めて経験しました。先生からボロカスに言われるんだろうかとかなりビビってましたが作品と今後についての建設的なアドバイスをいただけて感動しました。し、今回の展示は結構いろんな人から鋭めの感想とアドバイスいただけたのが新鮮でした。

僕自身普段から他の人の成果物とか作品に「いいじゃーん」とか「すごい〜」とかしか言えない(自分が褒められるとうれしいから他の人にもそうしてあげたい気持ち)のですが、そうやってズバっと感想、意見を言える人に憧れるところがあります。(なれあっていてもしょうがないという気持ちはあるのですが )

 

今回の展示会場はかなりパンチの効いてるかつ立ってるだけど想いが流れ込んでくるような会場でめちゃめちゃ悩んでどう活かしてやろうか、ここでやる必然性のある展示にしたかったのですが結果的に会場を全力で殺してしまう結果になってしまいました。他の出展者のみなさんがここならではの素敵な作品を出されていただけに、力不足を痛感しています。

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昔宿舎として使われていた展示会場

うまく言語化できないのですが、他の方々の展示場所に満ち満ちている、ピンとした空気(?)を纏っていてちょっと今は敵わないな、という印象が僕の中にあります。

 

 他の人の領域に軽率な気持ちで土足で上がり込む、ということをしたくなくて真摯に取り組みたいと日頃から思っていて真摯に取り組みはしたのですがちょっと今回については、やっちまった感が正直拭えません。

 

最後に、企画運営のお二方には本当に感謝しています。頭が上がりません。